はじまりはいつも雨

Category : 南米

サンパウロに来てから、ほぼ毎日のように雨が降り続く。湿度と降水確率が高いため、臭った洗濯物が乾かず、同じパンツを数日履くというブルセラショップの店長が泣いて喜びそうな日々を過ごす。

サンパウロから夜行バスに乗り、イグアスの滝へ向かう。バス停の公衆便所では、黒人集団の中にアジアンの僕がいたので物珍しく覗いてくる。黒きりたんぽみたいなものをぶら下げてる中でのペニスジャパン。人種差別をまじまじと感じる。

翌朝、イグアスに到着して予約を入れていた宿は高校生が文化祭のためにノリだけで作成したハリボテの部屋。壁の無数の穴からは自然光が差し込み、天井には鳥達のさえずりと足音。渡辺篤史なら「いやー、自然の調和が見事と言いますか、なるほどー、部屋の鍵もかからないのですね。これなら風通しは言うことありませんね」ぐらい誉めてくれるかもしれないが、嫁の顔を見るとだいぶ難色を示していたので、すぐにネットで別の宿探し。それが終わると、あまり部屋にもいたくないので、すぐにブラジル側のイグアスの滝へ。ちなみにイグアスの滝はブラジル側とアルゼンチン側の二つあり、それぞれ滝の見え方が違ったりする。途中までは曇り続きだったけど、滝の目の前に着くと、晴れてくれたので、夫婦ともに満足で滝を後にする。

翌日、翌々日ともに雨が降り続くので、アルゼンチン側の滝はあきらめ、夫婦で部屋の洗濯物をいかに臭わず乾かすかに知恵を絞る毎日。臭いと飛び出てる鼻毛は無言の暴力だと思う。


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